授業は美しき小宇宙! 第2巻 人間を育て、未来を育てる【商品番号:120】
¥2,420($15.90)
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教室という小さな空間から、世界へ──。
「授業は美しき小宇宙」という視点のもと、教室での日々の出来事や文学・芸術・歴史・自然との出会いを通して、教師と子どもたちがともに学び、成長していく姿を描いた全2巻のエッセイ集。
授業とは、知識を教えるだけの時間ではない。人と人が出会い、文化に触れ、人生を豊かにしていく営みである――。そんな著者の教育哲学が、一つひとつの実践とエピソードの中に息づいている。迷い、悩みながらも子どもたちと向き合い続ける教師自身の歩みも率直に綴られ、教育という仕事の奥深さと喜びが静かに伝わってくる。
第2巻では、教室からさらに視野を広げ、自然・歴史・人間・未来へと思索を深めていく。古典文化や国語教育の創造的な実践をはじめ、環境・平和・倫理といった現代的なテーマにも向き合いながら、子どもたちが自らの人生と世界を結び直し、未来を切り拓く力を育んでいく姿を描く。 教育の原点とは、人が人として生きることを支え、励ます営みであることを、静かな感動とともに伝える。
著者:美波遥
四六判/口絵1丁(両面カラー)+本文350ページ+巻末観音資料/高さ18.8cm
ISBN:9784867571200
------目次より------
第1章 コスモス──自然への畏敬と感応
1 小鳥の声、最優先の授業
2 『サウンド・オブ・ミュージック』を森の中で合唱する
3 百日紅の木を触ってくる宿題
4 巨大な松ぼっくりに法隆寺の美を見出す
5 玉座にのったドングリ、かえでのプロペラ、花より華やかなもみじたち
6 「比喩ごっこ」を通して、宇宙の相似性を学ぶ
7 「エントロピーの法則」で環境問題を語る
8 「コスモス」をとりもどす「感応系統復活」のための授業
9 若者を天才と民衆に近づけるための授業
第2章 古典──歴史の岸辺から
10 おばあちゃんも覚えていた山吹の歌と太田道灌様
11 弁慶の最期に涙してくれた女子生徒
12 焼きほろぼさむ天の火もがも、がも、がも、がも
13 「楚字検定」ではなく、「漢字検定」になったいきさつ
14 豪傑たちへの賛歌色々──目玉を喰った夏侯惇? 次へと向かう曹操?
15 日本人のDNAは『ホモ・ルーデンス』(遊戯人)である
16 『武士道』を著した人の名前、漢字で書けますか?
17 海舟、エマソンらの気宇を見よ、自分を信じる勇気を持て!
第3章 国語──実物、実演、我流の法則
18 南天の実を見つめる少女と初老のご婦人
19 柘榴の花で「紅一点」を教える
20 一年かけて咲かせたのに二日しかもたない牡丹花の授業
21 とっても長い「藤の花ぶさみじかければ」の授業
22 口八丁、手八丁、足八丁、歌八丁で文法を十倍楽しく学ぶ法
23 「鳥」になって「森」をくぐり抜け、「漢字文明」の意義を語る
24 「記述のいろはにほへと」を法則化して教える
25 「問いの中にヒントあり」「トビが上空から眺めるように読むべし」
26 「ポスト近代」の論説を〝あのちゃん〟の言葉で解説する
27 人は愛するとき、みな詩人になる──死ぬまでに歌集くらいは出そう
28 故事成語のもっと深い意味を辞書に載せよう!
第4章 人生への力──愛と美と抵抗と
29 コカ・コーラ二本がアパルトヘイトを駆逐した
30 被爆体験を泣きながら読む
31 泣きながら読む私をからかいに来た生徒たち
32 『アンネ』から、愚鈍な大人たちを尊敬しないことを学ぶ
33 自分が痛いときにだけ、『マーシャ』たちの痛みを感じていられる
34 『夜と霧』に、人間を極限で生かしめる美と愛を学ぶ
35 人類で一番恐ろしい言葉を教える
36 「子供を食う」平均人と常識人の恐ろしさを教える
37 個人の情動が通貨となる││わがままに生きろ!
38 いのちを捧げた中村哲さんら、現代の英雄を語る
39 「ありのままの弱さと向き合う強さ」求める若者にYELLをおく
第5章 Charm ──美しさと楽しさを生きよ
40 先生のような人になりたい
41 「なんでも作ってくれるおじさんのおばさーん!」
42 あれやこれやになるな、大人たちの期待を裏切れ!
43 人を型にはめる教師より、お笑い芸人だよ!
44 「安全な道は行かない」と言う生徒と一緒になって親を説得する
45 サステナブルな経済を興したければ、美術館をつくれ
46 教員は鼻毛を切り、それなりにチャーミングであるべし
47 母親たちが一緒に高まることを軸とした学校を
第6章 未来へ──いのちと希望を手渡す
48 「生きる確信のレパートリー」としての授業
49 ジャイアンあってこそののび太、欠点あってこその名作
50 絶海にそびえる「モンテ・クリスト島」のごとき世界人たれ!
51 「教え子」は「教えられ子」──人類は「水平超越」へと向かうべし
52 「〝価値抜き〟教育」から「コズミック人間を育てる教育」へ
53 「与野党逆転の西洋精神史」──「第三の千年型人間」を育てよ
54 流行り言葉──「いまを生きる」ことの至難を語る
55 見上げれば雪!──誰もがみな、子どものようにはしゃぐ世を
56 私を育てた生徒たち、詩をくださったMさん、作曲をしてくださったOさん
57 「一篇の詩」のような四十年余りの日々
おわりに
第2巻 引用・参考文献
巻末資料 ①《記述でハイスコアを取るために》
②《近代VSポスト近代・マンダラチャート》
③《西洋精神史俯瞰図》(観音開き資料)
¥2,420 ($15.90)
