「学校の生きづらさ」をケアする❶ 「彼女」を死なせたものは何か 学校=システムのケア【商品番号:116】
JPY2,750(USD17.38)
発送予定:2026年11月16日 から順次発送
教育現場の「生きづらさ」を社会問題として問い直す〈教育ノンフィクション〉全3巻。
◆第1巻は、2021年に北海道旭川市で発生した「旭川いじめ凍死事件」をテーマとする。
------------
中学生であった廣瀬爽彩さんが、壮絶ないじめと、その後の周囲からの無理解、制度的な放置の中で命を落としたこの事件は、日本社会に大きな衝撃を与えた。
事件の詳細を検証した「再調査報告書(公表版)」は367ページに及ぶ膨大な資料であり、そこには彼女の死の背景にあった社会の綻びが克明に描かれている。
報告書が伝える廣瀬爽彩さんの「いのちの声」を手がかりに、社会システムのどこに欠陥があったのかを可視化。子どもたちの「生きづらさ」に寄り添い、最悪の結果を選ばずにすむ社会の創造に向けて14の提言をおこなう。
著者:水野 正司
A5判/248ページ
ISBN:9784867571163
------目次より------
プロローグ──学校の問題は社会問題である
第1章【早期介入】「問題ありません」という言葉に覚える違和感
第2章【就学時健康診断】知能検査には「落とし穴」がある
第3章【教員養成制度】「暗記」で教師になれるシステムを問い直す
第4章【インクルーシブ教育】〈障害〉→〈検査〉→〈診断〉の一律思考から抜け出す
第5章【障害告知】「聞いてしまっていた」という報告書の言葉から考える
第6章【学級経営・学校運営】「児童理解」とは児童の何を理解することか
第7章【2E教育】「学校は行きたくないけど塾へは行く」が投げかける問い
第8章【個別の計画】不可解な「メモ禁止のルール」から見えるもの
第9章【宿題】「一回でも宿題を忘れたら」という指導に潜むマルトリートメント
第10章【学校間の引き続き】〈配慮〉と〈問題〉、どちらの視点に立っていたのか
第11章【カミングアウト(自己開示)】子供の生きづらさを深刻にする指導
第12章【性教育・安全教育】「性被害に遭う可能性」と「障害」の関連について
第13章【発達性トラウマ症】特性や個性は薬で治す対象ではない
第14章【いじめ問題】「悪いのは私」「私のせい」と言わせてしまった“教育”を超えていくために
エピローグ──我が子を亡くした三人のお母さん
JPY2,750 (USD17.38)
